PING監視が設定されていないアウトレットはどのように使いますか?
PIN-KANパックでは、リブーターのアウトレット1には、PING監視用のアドレスが4箇所設定されていて、ルーター経由でネットワークの疎通を常に監視していますので、ルーターがフリーズするなど異常が生じた時に、アウトレットをOFF、ONして、フリーズした機器を再起動するようになっています。
では、その他のアウトレットは、どのように用いるのでしょうか?以下の利用方法が考えられます。
- 他のネットワーク機器を遠隔リブートする
- 照明など、ネットワーク機器以外の電気製品の電源を遠隔制御する
- サーバーなど、コンピューター機器をスケジュールにより再起動する
項目1と2で説明した遠隔リブートや遠隔制御は、ネットワーク経由で制御するものです。通常ですと、外部からの遠隔制御を可能とするには、固定IPアドレスが必要であったり、ルーターにNATなどの設定を行なう必要があります。しかしながら、PIN-KANパックであれば、あらかじめEメールが設定されていますので、リブーターに設定されているメールアドレスにパスワードと共にコマンドを送信するだけで、リモート制御ができるようになります。
項目3で説明した、スケジュールによる再起動のためには、週間単位でできるスケジュール設定をリブーターに行なう必要があります。また、パソコンの場合、電源OFFする前にはシャットダウンをするために、シャットダウンスクリプト通信の設定を行なう必要があります。(RPC-M2Cにはシャットダウンスクリプト通信機能はありません)さらに、パソコンの場合、電源ONと共に、WOL(Wakeup ON LAN)機能を持つパソコンのために、MAGICパケットを送信する設定をする必要もあります。
これらの設定は、メーカーの取扱説明書に記されていますが、弊社でもサポートできますので、どうぞ、遠慮なく、ご相談ください。
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