起動時の電源投入はどうなりますか?
TIME BOOT シリーズには、本体が起動した時のアウトレット状態を定める変数[debOlStartMode]があります。出荷状態では、この変数の値は[debOlStartMode=3]となっていて、スケジュールによるON、OFF状態が優先されます。
スケジュールの設定で、その時間がONの時間帯であれば、起動時の電源の状態はONとなり、OFFの時間帯であれば、起動時の電源状態はOFFとなります。また、スケジュールが設定されていない、あるいはスケジュールが停止されている場合は、本体の電源がOFFした時のアウトレットの状態に戻ります。ONであったなら電源ONの状態に、OFFであったなら電源OFFの状態になります。
SCH-KANパックの場合、アウトレット1に、スケジュールが設定されていますから、アウトレット1は、スケジュールにしたがって、ON、またはOFFの状態になります。アウトレット2~4には、スケジュールが設定されていないため、最後に電源が切れた時の状態を復元することになります。
[debOlStartMode=1]の場合は、スケジュールとは無関係に、本体の電源がOFFした時のアウトレットの状態に戻ります。ONであったなら電源ONの状態に、OFFであったなら電源OFFの状態になります。
[debOlStartMode=2]の場合は、スケジュールや本体の電源がOFFした時の状態とは無関係に、ON遅延時間の設定に従って電源状態が決まります。ON遅延時間が「-1」の時は、電源OFF状態となり、「0」以上の場合は、遅延時間後に電源ONとなります。
システム運用要件に合わせて、この変数を変更することができます。変数の変更方法は、TELNETやSSH、またはシリアル通信からのコマンドによる操作となります。ご不明な点は、どうぞ、お気軽に、ご相談ください。
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